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VRイセタンに行ってみた

 

先月からローンチされた、伊勢丹のスマホ用VRショッピングアプリ。すぐに試してみねばと思っていましたがすっかり失念しており・・・ たまたま昨日この話題が出たのでインストールしてみました。

 

スクショで、歩いてみた世界と店内の様子を軽薄にレポートします。完全ネタバレになりますから、ご自身で歩いてその目でワールドを見て味わいたい方はここから先は読まないでください(笑)

 

ハイ、こちらのアプリです。

REV WORLDS 。

 

画面をタップしてスタート!

上空を飛んでいますが、下の建物はフロア形状と象徴的な「伊」のマークから明らかに新宿伊勢丹。三井住友銀行のある角地にはなぜか木が生えてます。

 

 

VRワールドに入るに際してはシチュエーションを選べるようですが、今はまだ「みんなと」しかできないみたい。ということは、セカンドライフのようにすれちがうログイン中の参加者たちとのコミュニケーションが強要されるのだろうか・・ボクは苦手なので、お客様がたくさんいたら怖いぞ!

 

設定画面もあるけど・・目的の売場にテレポートできるのか。ふむふむ。

 

 

バス停?の前に降り立つ。

操作補助アバターのにゃんこと一緒だ。

 

路面電車が水の上を走っている?千と千尋の神隠し的な・・・

 

う・・動けない。。操作になれずしばらくクルクル。。

 

周りの建物を見るとマルイ本店が・・ お向かいに振り向くと紛れもない伊勢丹新宿店。

 

ん??自分のアバターは女子か。

 

すこし歩く。


お、現実と同じで東口方向にはALTAがあるぞ。さすがグループ会社だけありロゴもバッチリ。

 

追分交差点の角まで来た。

 

ここから渡ろうと思ったら横断歩道の手前が水で渡れないやん。

アドバルーン飛んでる。。

 

三井住友銀行とMUJIのところの西南側横断歩道から店に渡るのか。


バス?路面電車??とヤシの木とアドバルーン・・不思議なテイスト。不思議な世界。。

 

リゾートなのかな。


草ボーボー歩道苔むしですがな。

 

正面玄関をひとまず通り過ぎてショーウィンドウを見に行こう。

 

新宿通り側のウィンドウは再現されてるぞ。

シュレッピを入れてるのは判ります。

 

追分交差点角のサンジェルマンウィンドウ(こういう名前なんですよ)もあるねえ!中のディスプレイはぼんやりしてるけど。。ここはぜひデザインを施したディスプレイをビシっと表現してほしいですねえ。

 

富士そばの方に向かって歩いてみたけど、壁面はひたすらウィンドウが造形されてて、エルメス前あたりから草ボーボーで先に進めず。

 

・・というか自分以外誰も歩いてないなあ。

 

正面玄関に到着~~。

再現されてるねえ!両開扉取っ手の鳳凰のレリーフまで再現されてます。たぶん。営業中は扉が開いてるので、このように取っ手が閉じて一つになっている状態はなかなか見られませんが、お店でぜひご覧になってみてください。

 

青い矢印まで進むと店内にテレポート・・

 

ジャジャーン!!まぎれもなく!!

 

高津卓也先生がデザインされた各種アクセサリーケース、鏡面柱、環境意匠兼目隠しの糸カーテンまで再現されてます。売場内通路と什器配置もまんまですね・・リモデル当時ストアプラン実務を担当したのでよく判ります。

 

糸カーテンから垣間見えますが、フレグランスゾーンも造作が再現されてます。フレグランスゾーンまで再現してるってことは、位置的にこの先にザ・ステージがあるはず!!

 

・・・・工事中・・・・・

 

ザステと化粧品ゾーンは工事中か。

 

エスカレータ。ここからフロアを移動するのかな。

エスカ脇のガラスケースも再現されてる。

 

ハンドバッグゾーンのあたり。閉鎖するのもなんだし作り込んで拡張するのはまだまだこれから、ひとまず空間作っとこうぜ。って感じですかね。

 

中央ストリートの突き当りに階段があるのがちょっと嬉しい・・

 

エスカレータからB1F食品フロアへ移動。惣菜ゾーンやん!これまた完全再現・・・ブランドサインまで再現されているから、いずれここにもショップが割当られるのかな。

 

和特選ゾーンの方に歩いてみよ。

 

まさかとは思ったけど知らない人には見つけにくい和酒コーナーも再現されてる。

 

東南玄関周りすごい再現度。入口扉前の柱もあるし、特選和菓子のショップ環境意匠まで・・店内案内カウンターもある。

 

全国銘菓の造作も完璧かよ!煎餅並んでてほしいな!

 

ていうか俺、背低!!!!

 

閉鎖エリアをよけつつ西南側の洋菓子ゾーンへ。エスカレータ脇も含めて完全再現だ・・・VP回転ケースはないのか。

 

それにしても俺、小さい!!!!

 

・・・天井高が高いのか。

 

エヴァンのショップまであるやないか。

隣のカカオシュトゥーベも・・・

 

お!!!! やっと商品見つけた!!

 

ケースに近寄って見れるのかな・・・

 

近寄ったら商品情報がPOPUPされた。

左下のアイコンをクリックするとWEBショップに直結。

 

おお。再現されとるなあ~~・・・

紅茶棚の間仕切り板まで・・

 

紅茶とジャム並べてほしいな。

 

是非こんな感じでお願いします。

 

グランドカーヴも気合入ってる・・

 

小さいな俺!小学生やないか。

 

ワインの陳列は作り込んだのか。展開機能も再現されとる!

 

 

 

もしかしてワインセラーも再現されてるのかな!?!?

 

ある😱!!!

 

入れないケド

 

宅急便横のディスプレイ小窓まで作ったとはおそるべし。

メンズ館連絡通路はシャッターで閉じられてます。

 

1Fへ戻ってきました。

 

ちょっと酔ってきた・・気持ち悪い。。。

VR酔いだ。。

 

あっちにリ・スタイルがあるのか。

 

エレベータ前の婦人雑貨ゾーン入口あたりに入口??

 

テレポート・・・

 

おおお!!!なんだこの空間!!!

 

アートフレーム(実店舗にあるフレーム型VP)みたいなブランドブースが積み重なっておる!!

 

これはVRならでは!!

 

VP的なもの発見。初めてデジタルVMDと言えるものに出会った!

ヘッドレスマネキンなんですな。

 

VPされている商品は買えるようです。

 

VPなら傘にかける特集テーマやスタイリングの設定がほしいところ。


カフェスペースとか過ごし場がある。

友達のアバターと店頭で集合するのに良い拠点ですね。

 

ライブコマース拠点になったりするのかも。

 

ブースに入ってみたけど、伊勢丹ぽくなってきたぞ!

 

ECの空間的構築。面白いね。

それにしても壁面の文字は読みにくいぞ!

 

ブースの床にマネキンが立っている場合はその商品が買えるようです。

 

・・・酔った~~。。。。

 

あー‥気持ち悪・・・

 

…あ!誰かいるぞ! 

ここまで誰にも会ってないけどお客様かな。

 

店員さんだな。おそるおそる近づく。

 

動かないな。

 

もう一人発見したけどこちらも店員さん。

 

そうですか。ご苦労様です。

 

売場の説明を簡単にしてくれました。

 

ちょっとアングルを上にしたら、実際のリ・スタイルにもある売場中央のコア意匠が!ニヤリとさせられますなあ。

売場のファンにはきっと親近感が沸くシカケですね。

 

リボンのようなスロープを登ると上の方のブランドブースに入れます。

この売場は3層構造になっていました。

 

まだブランド紹介のみで商品を買えないブースも多いですね。

 

3Fから売場を眺める。

不思議空間・・・VRならでは・・

 

あー・・気持ち悪。。もう無理だ。やめよう。

 


 

と言う感じの店内でした。

 

スマホでのVR歩きに慣れてないのもあり、小さい画面を凝視するうち本当に酔いました。PCやゲーム端末で出来たら没入感ももっと高いでしょうね。いずれVRゴーグル着けてできるようになったらスゴイ。

 

新宿伊勢丹が好きな人には楽しめるような気がしますが、さらなる売場の充実を待ちたいところ。現時点でも、自分みたいに売場構成やストアプランをよく知る一部のマニアみたいな人にとっては良く出てきていて面白いものですが、一般の人にはどうでしょうか。ちょっと広すぎ?

 

更にフロアとMDを拡張していったら恐ろしいデータ量になるでしょうね。

 

VMDの人間からすると展開の視覚表現はまだまだビミョーでして・・

VMD稼業はまだまだイケる!その道のノウハウはVRの方面にも必要!と思えてしまいました。VMDXだ。

 

しかしこのアバターのサイズ感。

 

客数が多い場合のすれ違いストレス軽減のためか、商品がよく見えるようにするためか、処理落ち軽減のためか、データ量軽減のためか、はたまた天井高と通路幅からくる視覚的認知によるものか・・よく知りませんけど違和感ありますね・・

 


 

酔いがさめてからもう一度やってみたりして、都合6回やりましたが、自分以外の客とは店内を走っている最中に(笑)一度だけすれ違いました。自分と同じ女の子のアバターで、GUESTと表示されていました。

 

週末の昼間と夜に他に誰も来ていないのかな。

さすがにそれはないと思うんですが・・・初期仕様だからかな。

どうなんでしょ。この点だけは謎です。

 

先月末まではコスメやワインの催事を紐付けて行っていたようですが、残念ながらもう終わっていました。また催事連携はするでしょうし、今後順次売場も拡大していくようですから進化が楽しみです。

VRリアル空間再現を活かして、謎解きイベントやロールプレイングイベントなんかやっても面白いでしょうね。開発にお金かかって仕方ないでしょうけど・・

 

さすがに毎日覗く気にはならないので、また一月後くらいにチェックしてみますか。会社の偉い人たちもちゃんとやってみてるんですかねコレ。だいぶ世代が若返ったからみんなやってるかな。そういうことが気になります(笑)

 

実際、どのくらいの来店者数でどのくらい実購買につながっているんでしょうね。費用対効果・・まだまだテストトライでしょうけど、まずは先駆けでよくぞここまでやったものだ・・と正直思います。まだまだ精度は低いでしょうけど、執念を感じますね。

 

やってみてセカンドライフを思い出してしまうのはボクだけではないはず。10年以上前にあれを世界中の人が同時にやっていたというのは興味深いです。

「セカンドライフ」って憶えてますか?

 

 プレイステーション黎明期の3DホラーアドベンチャーゲームOVERBLOODを思い出したりもしましたが(笑)・・解る人いないか。

 


 

あ、ブラウザ版もあるみたい。PCでもできるんですかね。

どれどれ。

 

コスメゾーンが見れました。

 

というわけでここまでお読み頂きありがとうございました!